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髪とアタシ第3刊 髪とアタシ第3刊

Book Information

美容文藝誌

髪とアタシ第3刊 特集『考える髪』

発売日/2015年7月10日 定価/1,000円+税

写真家・石川直樹との対談やあの漫画家の作品も掲載!

写真家・石川直樹やあの漫画家もが登場!

第三刊の特集は「考える髪」。写真家、冒険家の石川直樹が矜持した写真集「髪」の意味に込められたメッセージを紐解くトークイベントを収録したページや、東京のど真ん中で美容師をしていた小松伸満が地元、福島県いわき市で開業した新進気鋭のサロンの話しなど。誰しもが持つ髪について、考えるキッカケを与えてくれる一冊。

本書の見どころ

Pickup #1

巻頭特集!石川直樹氏との対談

石川直樹『髪の行方』

Pickup #1

巻頭特集!石川直樹氏との対談

石川直樹『髪の行方』

世界最高峰の山々を登り、若くしてその名を世界に轟かせた冒険家、写真家の石川直樹。生死の狭間を幾度となく経験してきた人間が、「髪」という写真集を出したからには、どうしても話しが聞いてみたかった。顔が一切出てこない、とある女性の髪ばかりが写っている異色の写真集。石川直樹が感じた、「髪」の魅力について迫ってきました。

石川直樹さんトークショー
石川直樹トークショー

Pickup #2

アサダワタル氏とのワクワク感あふれる対談!

サロン開きのススメ

音楽や言葉の創作実演、文化事業の企画演出など、その活動が注目されるアサダワタル氏とミネシンゴの対談。営業終了後や定休日にワークショップやイベントをおこなう美容室がふえている。でも、それは単なるハコ貸しなのではないか?という問いから対談はヒートアップする。美容室ならではの「サロン開き」とは何なのか?不特定多数の人間が集まる美容室という空間をどう編集するのか……明日からのヒントが見つかるはず。

アサダワタル

Pickup #3

多くの理容師から尊敬されるある伝説の床屋

田中實
神様の床屋

東京・阿佐ヶ谷に、理容界では知らないものがいない、ひとりの理容師がいる。田中實は今までにさまざまな理容技術コンテストで優勝をしてきた男だ。その技術力の高さをひと目見ようと、全国の理容師がお客さんとして来店している。今は少なくなった、美しい徒弟制度が残り、お店の二階はスタッフの下宿所、三階はオーナーの田中夫妻が暮らしている。階段にはタオルが干され、弟子たちは親元を離れ、切磋琢磨しながら一人前になろうとしている。古き良き、日本の理容文化が色濃く残っている物語。

編集長より

髪の解釈は、人それぞれだ。
それは、現代アートを見るように。

世の中には変わった髪の見方をする人たちがいる。彼らは独自の視点で髪と向き合い、髪と暮らしている。美容師にとって、髪と向き合うことを辞めることは「死」を意味するであろう。その「死」を「志」に変え、「師」にしていくことが必要だと思う。第三刊は、さまざまな立ち位置から「師」になった人たち、なろうとしている人たちを取材させてもらいました。